あの時のこと、今のこと①
はなサンが亡くなって
21日で一年経ちました。
早かったのか、長かったのか、わかりませんが。
なんとか、全ての季節を一巡りできました。
一年経って。
私もだいぶん落ち着いてきました。
今日は当時のことや、今の心境など書いてみようと思います。
(長くなりそうです。別の日にも分けて書きます)
つい最近、本を買いました。
たまたまショッピングセンターで、本のセールをしていたんです。
そこで、見つけたのがこの本
「ペットを見送るマナーブック」
はなサンが具合悪くなった頃。
この類の本を、手に取ったことがありますが。
あまりに辛くて、少し読んだだけで 買わずに棚に戻しました。
そんな本を
「今さらなぁ。。。」
と思いつつ。
ほとんど衝動買いしてしまいした。
「愛猫を亡くした」。。。という著者。
ご自分の経験からの話しや、その後の取材で得た話し。
とても事務的な手続きから(火葬施設への電話のかけ方会話集などもあって、少し笑えます)、飼い主だからわかる感情・気持ちの揺れなど。
とてもよくわかる本でした。
一年経ち、私の気持ちも落ち着いてきたとはいえ。
それでも今も、何かもやもやした思いや、説明できない何かがあって。
それを言葉でまとめてくれたような気がします。
たくさんの後悔をかかえてた当時ですが。
時間が経ち、またこの本を読み
「良かったのかな」
と思えることがあります。
はなサンを病院で見送ったことです。
当時は、自宅で見送りたかったと、強く思った後悔の一つ。
症状の対処はもちろんですが、亡くなった時の対応が 私には無理だったかもしれません。
汚れた体を清めてくれて(窒息により出てしまったウンチで汚れてしまいました)、肺にたまった水が流れ出ないようノドに綿を詰めてくれたり。
その上で、きれいな段ボールの棺に入れてくれました。
きっと、お顔も体も死後硬直の前に可愛く整えてくれたのだと思います。
亡くなってから、待合所で長い時間 待ったのを覚えています。
もちろん、はなサンは 嫌いな病院より自宅がよかったのかもしれませんね。
私も。
意識のある最後まで触れてやりたかったし、私のニオイを嗅がせてやりたかった。
苦しむ姿をただ見てるのは、本当に辛かったのですが。
それでも、家族全員が死に目に会えた。
そして病院は、可愛い姿のままの はなサンとお別れする準備をして下さった。
これで良かったのかもしれない
。。。そう、思えるようになりました。
この本で、ペットの死は
「想像を遥かに越える喪失感という悲しみの衝撃。絶叫したい程の残酷な現実」
と表現されてます。
これで、
「そりゃ、私もいつまでも悲しくて辛くて当然やわなぁ」
と納得したり。
そして、
「ペットが生きている間は動物専門の看護士さんでもないのに毎日、排泄の様子を観察し、資格がなくても本や雑誌を参考にして獣医さんの言葉を解釈し世話をしていたことは、すごい頭の使い方をしていたのだなあと思います。生きている間に使っていた、そういう時間をすべて泣く時間にあてたらいいと思います。悔いと付き合うのも人生だ」
って書いてあって。
この言葉でずいぶん慰め・励ましてもらいました。
でもね。
「飼い主として泣くのは当然で、いくら泣いてもいいですが、体から水分が失われるので、泣いた分、お水やお茶などを飲んで水分を補給しましょう。ただし、過度のアルコールはよくありません」
なんて、真面目に書いてあって。
笑わせてもらいました
写真は、2007年の5月26日。
お庭で満開のしゃくなげと一緒に、の はなサン。
今年は、少し開花が遅かったです。
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
はなサンが亡くなって一年て、早いですね。
うちのはなは、今7歳、今年の8月で8歳になります。
10歳を過ぎたら買おうと思いつつも、書店のペット本コーナーに立ち寄ると、老犬に関する本についつい目が行きます。
飼い始めた頃は子犬の躾の雑誌や本、病気になってドッグフードの選び方や手作り食の本、病院選びや薬の成分本など、ペットに関する本が沢山増えました。
私もいつかは、ペットロスに関する本を購入するのでしょうね。
私も、いつかはペットロスに関する本を購入するのでしょうね。
投稿: はなママ | 2012年5月27日 (日) 21時19分
スマホでコメントを入れていて、指が送信ボタンに触れてしまい文章が途中になってしまいました。
昔チワワを飼っていた頃、私はまだ20代で買ってきたのも父で、世話するのは、ほとんど父でした。
私は、たまに散歩したり、餌をあげるくらいで病院選びや通院も父任せでした。
1匹は、癌で亡くなったのですが、最後は物凄く苦しんでいたのにもかかわらず、安楽死させることもなく、痛み止めの薬を投与することもなく、
壮絶なもがき方、苦しみ方で息を引き取りました。
後は、口元を拭き、瞼を閉じましたが、口を閉じる事だけは出来ず、歯が出たままでした。
今思えば他の病院も当たって、眠るように逝かしてあげればよかったと感じています。
やっこさんもその時は、はなサンの事を精一杯思って、一生懸命尽くしたのだから、その事は、はなサンも分かってくれているだろうと思います。
投稿: はなママ | 2012年5月27日 (日) 22時26分
う~ん
早い時間だったのか やっと一年経ったのか
はなちゃんのいない時間が やっこちゃんや やっこちゃん家族にとって どんだけ辛くて悲しいという言葉に表せない日々だったのか
でも はなちゃんを す゛っとずっと
ことあるごと ことがなくってもかな
思い出してるやっこちゃんの気持ちもとってもよくわかって 私は 今また たくさんのわんこに囲まれていて
ペットの死について
想像を遥かに越える喪失感という悲しみの衝撃。絶叫したい程の残酷な現実
という
本の引用に なんとも
また 悲しくなってしまいました。
ほんとに そうだったもの
また そうなるのって 思うと
心が続かない
今でも 壊れそうになってしまう
でも いま 私の周りから わんちゃんという存在がない生活も考えられない
毎日どんだけ 癒されて 家族として生活する日々は 愛おしい時間で
なんだか
考えちゃった
ごめんね~
はなちゃん 元気で 向こうのお空から やっこちゃん達を見守ってくれてますか~
日食は はなちゃん達からも 見えましたか
はなちゃんの笑顔と 人見知りでビビリなことも
かわらずでしょうか~
こんなに やっこちゃんに 思われて はなちゃん
ほんと幸せだね♬
投稿: りぷまま | 2012年5月28日 (月) 11時56分
何年経っても自責の念でいっぱいなのが死なのだと思います。
でもそれは ペットだけでなく親や身内の時も。
前にも書きましたが、
忘れないことが大事です。無理に前をむく必要はどんな事でもないと思います。
ただいつか 気がつけば少しだけ前を向けてる気がする。。でいいと思います。
投稿: おかえり | 2012年6月 2日 (土) 02時36分
∞はなママさん∞
そう!飼い始めには、たくさんの本を買ったりしてね。ワクワクしながら、いっぱい勉強しました。
楽しい勉強は、苦になりませんよね(*^_^*)
なのに、飼い終わりの勉強って、必要ってわかってながら避けてしまいました。
だって、楽しくないから…ですね^m^
はなママさんは病気の時の勉強も、いっぱいされたのですね。
以前のチワわんチャンの経験から…でしょうか。
今回頂いたコメントから、はなママさんもたくさんの後悔を抱えておられるのだなぁ、ってよくわかりました。
辛い経験だったかもしれないけど、チワわんチャンのおかげで 今の はなチャンが居るのかも、、、って思えました。
もう少しで8歳ですか♪
お薬飲んだり、大変かもしれませんが まだまだ元気に楽しい毎日を過ごしてもらわないと!ですねo(*^▽^*)o
∞りぷまま∞
悲しいこと思い出させてしまったね…
ごめんね(。>0<。)
亡くした直後は、はなサンの居ない時間に耐えられるのか…って思ったし。一年後の気持ちなんて、想像つかなかった。
早いなぁ、と思う時もあるし、まだ一年か、と思う時もあって。気分も「まだ、アカンわぁ」って時もあるし、「私、大丈夫かも」って時もあって。
まだ波はあるのだけど。でも、一年前の時より落ち着いてるのは確か♪時間…ってスゴイなぁと感じます。
もっとスゴイのは、ワンコの存在力やね(#^.^#)
ホント、楽しいもの。見てるだけで、触ってるだけで、一緒にいるだけで、心が浄化される。
生きてるマイナスイオン!
そうそう!日食の日が命日だったのよ。
皆が空を見上げてるから、恥ずかしがってたかもしれないね(*^m^)
∞おかえりサン∞
「やれることは全部したから、後悔はない」って人も、確かに居られるのですが(故へも、故ワンコでも)。
それでも、やっぱりほとんどの人は 何らかの後悔を抱えますよね。
でも、本にも書いてましたが それを抱えて生きるのも有りでしょう!って思うようになりました…いや、思うようにしました^m^
故人(故ワン)を忘れないこと、後悔も含めて経験したことを忘れない。。。どちらも大事なのですよね。
ありがとうございます。これからも無理せず、気持ちの赴くまま やっていきますo(*^▽^*)o
投稿: やっこ | 2012年6月 2日 (土) 10時49分